感情で買い物をする
通勤途中で、おにぎりをたまに買う。買う場所はコンビニではなく、駅構内に午前中だけブースを出しているおにぎり屋さん。
駅に入ってから改札に向かうまでの最短距離上にあって便利だなと思ったのが、その店を選んだそもそもの理由(20秒迂回すればコンビニにも寄れるが、その20秒が惜しいのが朝というものである)。
おにぎり屋のマダムは、おにぎりを袋に入れながら、イギリス人のように必ず天気の話をする。
「やっと涼しくなったね」
「ゆうべは雨がすごかったね」
それを受けて、
「ほんとに過ごしやすくなりました」
「土砂降りでしたね」
などと返していると10秒くらいたってしまい、時短のために選択した店のはずが、それほど時短になってない・・・という気がしないでもない。
ただ、最後は必ず「いってらっしゃい!がんばってね」と言ってくれるのが、実はひそかに嬉しい。
こういうのを「感情で買い物をするタイプ」というのでしょうね。